びょうぶ

創作屏風

びょうぶはなんといっても日本文化の代表的なものでしょう

表裏一体の芸術性が持ち味で
裏返しすることにより
全く違う二面性を表現することもできます

諸外国の蝶番といわれるほとんどが
単一方向にしか開口しないことからも
日本伝統技術の豊かな感受性を感じられると思います

こうぞ紅
素材は
表に雲肌といわれるいろいろな種類の和紙を重ね漉きしたもので
裏は逆にシンプルな市松柄ですが
紅と銀という色使いで華やかさを表現しています

縁は縦のみで朱に黒の縞模様でアクセントにしました

創作日数　材料発注より約2ヶ月

制作承ります

びょうぶ01

神代杉帯
銀襴緞子織りの帯を大胆に中央に配置した作品です
同じ流れで張り重ねられた手漉き和紙が重厚感を出しています
帯のへりには
焼くことでギラ付きを押さえた純銀の筋回しを施し帯にしまりを与えています
裏は紬の風合いが特徴のシケ
その青磁色が涼しげでなので使いました
縁は高級な天然の神代杉
自然の風合いがよく合っていると思います
この縁は希少です!
骨格　　日本杉組子
下張り　美濃和紙　4行程
甲面　　手漉き青味和紙/銀襴帯焼いた純銀筋入重ね張り
乙面　　正絹シケ青磁色風
縁　　　高級神代杉　磨き　杢
大きさ　　畳んだ場合　約 87x73
　　　　　厚さ　　　　約 4 (cm)

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押し花
表は天然の押し花という素材を極薄い
絹で覆い雲肌の鳥の子紙に止めてあります
裏はコウゾの大胆な和紙の風合いが楽しめる作品です
回り縁は黒みが強い割に平面を基調としているおかげで
重くならない印象になりました

骨格　　日本杉組子
下張り　美濃和紙　4行程
甲面　　雲肌鳥の子紙/押し花薄絹地止め
乙面　　コウゾ
縁　　　銀泥　黒味平扱
大きさ　　畳んだ場合　約 85.5x37
　　　　　厚さ　　　　約 4.5 (cm)